不動産の相談窓口

マンション売却にかかる費用や流れは?注意点や高値で売却するポイントを解説!

この記事の監修者

檜垣知宏:宅地建物取引士のアバター

檜垣知宏:宅地建物取引士

この記事のポイント

  • マンションの売却は、流れを理解し計画的に進めることが重要

  • マンション売却時にかかる費用や注意点を把握しておこう

  • マンションを高値で売却する5つのポイントを解説

マンション売却を考えている方の中には、「売却の流れがよくわからない」「どんな費用がかかるんだろう」「できるだけ高く売りたいけど、どうすればいいんだろう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

確かに、マンションの売却は複雑なプロセスです。
しかし、適切な知識と準備があれば、思いのほか円滑に進めることができます。

そこで今回は、マンション売却の基本的な流れから、かかる費用、注意すべきポイント、そして高値で売却するためのコツまで、詳しく解説していきます。

この記事を読み進めていくうちに、マンション売却に関する不安が少しずつ解消されていき、最終的には、自信を持って売却に臨めるようになるでしょう。
一緒に、成功するマンション売却への道筋を確認していきましょう。

この記事を見ている人はこちらも読まれています
空き家の買取をしてもらうメリット・デメリットとは?高く買取してもらうためのポイントをご紹介 昨今、空き家が増え続けている(空き家問題)というニュースを耳にする機会も多いのではないでしょうか。空き家が増えている一方で、空き家を買いたいというニーズは間...

不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」

WEB集客に強いから最短で売却が可能
平均月間問い合わせ数940件!インスタフォロワー数2万人超え!
ホームページへの月間アクセス数20万人以上!
不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」がおすすめ♪

目次

マンションを売却する流れ

マンションの売却は、以下の7つのステップで進行します。
まずは、各段階を順に説明していきます。

①売却の準備(売却書類の準備)

マンション売却を決意したら、まず必要な書類を揃えることから始めましょう。
主な必要書類には、登記簿謄本、固定資産税評価証明書、管理規約などがあります。

登記簿謄本は物件の権利関係を証明する重要な書類で、法務局で取得できます。
固定資産税評価証明書は市区町村の役所で発行され、固定資産税の算出基準となる評価額が記載されています。
管理規約はマンションの運営ルールを定めたもので、管理組合から入手できます。

これらに加えて、直近の修繕計画書や管理費・修繕積立金の領収書、設備表なども用意しておくと良いでしょう。
これらの書類は、不動産会社による適切な売却価格の査定や、潜在的な買主への詳細な情報提供に使用されます。

また、ローンが残っている場合は、返済予定表や残高証明書も必要となります。
書類の準備は時間がかかる場合もあるので、売却を考え始めたら早めに着手することをおすすめします。
あらかじめ書類を準備することで、スムーズな売却プロセスへとつながるでしょう。

②マンションの売却査定依頼

マンション売却の次のステップは、複数の不動産会社にマンション査定を依頼することです。

不動産売却の際は一社だけでなく、最低でも3社以上の不動産会社に依頼することをお勧めします。
これは単に査定額を比較するためだけでなく、各社のアプローチや専門知識、サービス内容を比較する良い機会にもなります。

査定依頼の際は、準備した書類を提示し、物件の特徴や修繕履歴などの情報も詳しく伝えましょう。
不動産会社は、これらの情報と共に周辺の取引事例や市場動向を考慮して査定を行います。
各社の査定額を比較することで、より適正な売却価格の目安を得ることができます。

ただし、最も高い査定額を提示した会社が必ずしも最適とは限りません。
査定額の根拠説明や、担当者の対応、売却戦略の提案なども重要な判断材料となります。

査定時には単に価格だけでなく、想定される売却期間や、物件の強みや弱み、効果的な販売方法についても聞いてみると、売却計画に役立てることができます。

③不動産会社と媒介契約を締結する

査定結果を比較検討し、信頼できる不動産会社を選んだら、次は媒介契約の締結に進みます。
媒介契約には主に一般媒介契約と専任媒介契約の2種類があり、それぞれに特徴があります。

一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できるため、より広範囲に物件を宣伝できる可能性がありますが、各社の取り組み姿勢が消極的になる傾向があります。

一方、専任媒介契約は一社のみと契約を結ぶため、その会社が責任を持って積極的に取り組んでくれますが、選択肢が限定されるというデメリットがあります。

どちらを選ぶかは、物件の特性や売主の希望、市場の状況などを考慮して決定しましょう。
契約を結ぶ際は、契約期間、仲介手数料、解約条件、広告の方法と頻度、内見の対応方法などの具体的な内容をしっかりと確認することが重要です。

また、価格の設定や値下げの判断基準、売却活動の報告頻度についても事前に話し合っておくと良いでしょう。
不明点や疑問点があれば、遠慮なく質問し、納得した上で契約を交わすことが大切です。

信頼関係に基づいた良好なパートナーシップを築くことで、スムーズな売却活動につながります。
契約締結後も、定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて戦略の見直しを行うなど、不動産会社と密に連携を取りながら売却を進めていくことが成功への近道となります。

④売却活動(売却物件に住んでいる場合は内見対応)

媒介契約締結後、いよいよ本格的な売却活動が始まります。
不動産会社は、様々な媒体を利用して物件の広告を出し、積極的に買主を探します。

主な広告方法には、不動産ポータルサイトへの掲載、チラシの配布、新聞や雑誌への広告掲載などがあります。
また、不動産会社の顧客ネットワークを活用して、直接的な営業活動も行われます。

この段階で売主に求められるのは、内見希望者への対応です。
特に売却物件に現在住んでいる場合は、内見の際の印象が購入決定に大きな影響を与えるため、丁寧な対応が極めて重要です。

内見の日程調整は基本的に不動産会社が行いますが、実際の案内は売主が行うこともあります。
内見の際は、部屋を清潔に保ち、整理整頓を心がけましょう。
また、家具の配置を工夫して広々と見せたり、適度な照明で明るい雰囲気を作ったりするのも効果的です。

質問には誠実に答え、物件の魅力をさりげなくアピールすることも大切です。
周辺環境の良さや、住んでみて感じた住み心地の良さなどを伝えるのもよいでしょう。

⑤売買契約の締結

売却活動の結果、最終的に買主が決まったら、いよいよ売買契約の締結段階に入ります。
この過程は取引の中でも最も重要な部分の一つであり、細心の注意を払う必要があります。

まず、不動産会社を通じて買主と条件交渉を行います。
ここでは売却価格はもちろん、決済日、引き渡し日、付帯設備の有無、住宅ローンの抹消など、様々な条件について詳細に話し合います。

条件が合意に達したら、不動産会社が売買契約書を作成します。
契約書の内容は非常に重要ですので、不動産会社からの説明をよく聞き、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。
特に、売却価格、物件の表示、決済日、引き渡し条件、瑕疵担保責任、手付金の取り扱い、契約解除の条件などは重要な項目です。

また、固定資産税や管理費の精算方法、引き渡し時の物件の状態なども確認が必要です。
内容を十分に理解し、納得した上で契約書にサインをします。

契約時には通常、買主から手付金が支払われます。
この手付金は、契約不履行の際の損害賠償の担保となるものです。

売買契約の締結は、長い売却プロセスの中で大きな山場の一つです。
不動産会社のサポートを受けながら、慎重かつ確実に進めることが、円滑な取引の完了につながります。

⑥決済・引き渡し

売買契約締結後、いよいよマンション売却の最終段階である決済と引き渡しの日を迎えます。
この日は通常、不動産会社の事務所や司法書士事務所、または銀行で行われます。

決済日には、買主からの残金の支払いと、売主からの物件の引き渡しが同時に行われます。
まず、買主が金融機関を通じて売却代金の残額を売主に支払います。
この際、住宅ローンを利用している買主の場合は、金融機関から直接送金されることが一般的です。

売主は、この代金を受け取ると同時に、物件の鍵や権利証、設備の取扱説明書などを買主に引き渡します。
また、マンションの管理組合への名義変更手続きも、この時点で行われることが多いです。

売主側に住宅ローンの残債がある場合は、この決済の場で一括返済を行います。
具体的には、売却代金から残債額を差し引いて金融機関に支払い、抵当権の抹消手続きを行います。
これにより、買主に清浄な所有権を渡すことができます。

また、固定資産税や管理費の精算も、この場で行われます。
通常、売主が前払いしている分を日割り計算で買主から受け取ります。

決済が完了したら、不動産会社や司法書士から取引内容の最終確認が行われ、すべての手続きが滞りなく完了したことを確認し、買主に物件を引き渡します。

⑤確定申告を行う

マンションの売却が完了し、すべての手続きが終わったと思っても、まだ重要な作業が残っています。
それが確定申告です。

マンション売却による譲渡所得は、原則として確定申告の対象となります。
この申告は、売却した年の翌年の2月16日から3月15日までの期間に行う必要があります。

譲渡所得は、売却価格から取得費、譲渡費用、特別控除額を差し引いて課税対象となる所得金額を算出します。
取得費には、マンションの購入価格だけでなく、購入時の諸経費や、所有期間中に行った改修工事の費用なども含まれる可能性があります。
譲渡費用には、不動産会社への仲介手数料や、売却に伴う各種書類の取得費用などが該当します。

しかし、これらの計算は複雑で、専門的な知識が必要です。
誤った申告を行うと、追徴課税や加算税が課される可能性もありますので、確定申告の際は税理士に相談することをおすすめします。
税理士は最新の税制に精通しており、あなたの状況に最適な申告方法を提案してくれるでしょう。

確定申告は、マンション売却プロセスの最後のステップです。
適切に申告を行うことで、法令順守の義務を果たすとともに、可能な限り税負担を軽減することができます。

不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」

WEB集客に強いから最短で売却が可能
平均月間問い合わせ数940件!インスタフォロワー数2万人超え!
ホームページへの月間アクセス数20万人以上!
不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」がおすすめ♪

マンション売却にかかる費用とは?

マンション売却には様々な費用がかかります。
主な費用を説明します。

仲介手数料

マンション売却の際、不動産会社へ支払う報酬である仲介手数料は、売主にとって重要な費用項目の一つです。
この手数料は宅地建物取引業法で上限が定められており、売却価格の3%程度とかかると覚えておけば問題ないでしょう。

例えば、売却価格が5,000万円の物件では150万円程度になります。
仲介手数料の金額は物件価格によって変動するため、高額物件になるほど総額は大きくなりますが、競争の激しい市場環境を反映して、不動産会社によってはこの上限額よりも低い料率を設定していることもあります。

なお、仲介手数料は売主と買主でそれぞれ支払うのが一般的ですが、契約内容によっては売主が全額負担するケースもあります。
仲介手数料の詳細は、不動産会社との契約時に必ず確認し、明確にしておくことが重要です。

適切な仲介手数料を支払うことで、不動産会社の専門的なサービスを受けられ、円滑な取引につながります。
仲介手数料の金額や支払い方法について不明な点がある場合は、遠慮なく不動産会社に質問するようにしましょう。

印紙税

印紙税は、不動産売買契約書を含む重要な契約書類に貼付が必要な収入印紙の費用です。

印紙税は、契約書の正本に収入印紙を貼付することで納付したとみなされ、
一般的には売主と買主がそれぞれ契約書を1部ずつ保管するため、双方が印紙税を負担することになります。
この税金は、文書に記載された金額(マンションの売却価格)に応じて段階的に変動します。

例えば、5,000万円のマンションを売却する場合、印紙税は2万円となります。
(なお、令和9年3月31日までに作成される契約書は軽減措置が適用されますので、本ケースでは1万円となります。)

印紙税の納付を怠ると、その額の3倍に相当する過怠税が課される可能性があるため、適切に処理することが重要です。
ただし、登記済権利証書や各種の税法上の申告書など、一部の公的書類には印紙税が課されないケースもあります。

印紙税は比較的少額ではありますが、適切に納付することで合法的かつ円滑な取引が可能となります。
基本的には不動産会社や司法書士などの専門家が算出してくれますが、ご自身でも確認されるとよいでしょう。

抵当抹消・登記費用

マンション売却時に住宅ローンの残債がある場合、抵当権抹消の手続きが必要となり、それに伴う登記費用が発生します。

抵当権とは、借入金の返済を担保するために不動産に設定される権利で、通常、住宅ローンを組む際に設定されます。
売却に際してこの抵当権を抹消しなければ、買主に完全な所有権を渡すことができません。

抵当権抹消の手続きは一般的に司法書士が行い、その費用は登録免許税と司法書士への報酬から構成されます。
登録免許税は抵当権抹消登記に課される国税で、1件につき1,000円となっています。
一方、司法書士への報酬は、通常2〜5万円程度ですが、物件の状況や司法書士によって変動する可能性があります。

また、抵当権が複数設定されている場合は、それぞれに対して費用がかかることになります。
なお、住宅ローンの残債は売却代金から一括返済するのが一般的ですが、金融機関によっては抵当権抹消に関する事務手数料を別途請求されることもあります。
この費用は金融機関によって異なりますが、数千円から数万円程度が多いようです。

抵当権抹消の手続きは、通常、決済日に行われますが、事前に金融機関や司法書士と綿密に連携を取り、必要書類の準備や手続きの流れを確認しておくことが重要です。

譲渡所得税

譲渡所得税は、マンション売却による利益(売却益)に対してかかる税金で、売主にとって最も大きな費用項目の一つとなる可能性があります。
この税金は、売却価格から取得費や譲渡費用を差し引いた差額に対して課税されます。

税率は、物件の保有期間と売主の居住状況によって大きく異なります。
具体的には、売却時点で保有期間が5年を超えているか否か、そしてその物件に売主が実際に住んでいたかどうかで区分されます。

長期保有(5年超)の場合、原則として所得税15%、住民税5%の計20%の税率が適用されます。
一方、短期保有(5年以下)の場合は、所得税30%、住民税9%の計39%と、かなり高い税率となります。
(平成25年から令和19年までは、復興特別所得税として各年分の基準所得税額の2.1パーセントを所得税と併せて申告・納付することになります。)

譲渡所得税の計算は非常に複雑で、適用可能な特例も多岐にわたるため、税理士などの専門家に相談することが強く推奨されます。

正確な税額の把握と適切な特例の適用は、合法的に税負担を軽減し、売却後の資金計画を立てることが可能となります。
なお、譲渡所得税は原則として確定申告が必要となるため、売却した翌年の確定申告期間に忘れずに申告を行うことが重要です。

各種証明書発行費用

マンション売却の過程では、様々な公的書類や証明書が必要となり、これらの取得にかかる費用が発生します。
主な書類としては、登記簿謄本、固定資産税評価証明書、住民票、印鑑証明書などが挙げられます。

登記事項証明書は法務局で取得でき、物件の権利関係や詳細情報を確認するために不可欠です。
通常、1通あたり600円程度かかります。

固定資産税評価証明書は市区町村の役所で発行され、固定資産税の評価額を示す重要な書類です。
発行手数料は自治体によって異なりますが、概ね300円から500円程度です。
住民票と印鑑証明書も市区町村で取得でき、それぞれ300円程度の手数料がかかります。

マンションの場合、管理組合から管理規約や修繕積立金の残高証明書なども取り寄せる必要があり、これらにも若干の費用が発生する可能性があります。
また、住宅ローンが残っている場合は、金融機関から残高証明書を取得する必要があり、発行手数料として1,000円から2,000円程度かかることがあります。

これらの書類は、売却のプロセスで複数回必要となることがあるため、その都度取得する必要があります。
書類の有効期限にも注意が必要で、例えば印鑑証明書は通常3ヶ月以内のものが求められます。

各種証明書の取得費用は個々の金額としては大きくありませんが、全体としてはある程度の金額になる可能性があります。
また、これらの書類を取得するための時間と手間も考慮に入れる必要があります。

ローン一括返済の手数料

マンション売却時に住宅ローンの残債がある場合、そのローンの一括返済に伴い手数料が発生することがあります。
この手数料は金融機関によって「繰上返済手数料」「全額繰上返済手数料」「完済手数料」などと呼ばれ、その金額や条件は各金融機関によって異なります。

一般的に、数千円から数万円程度の範囲で設定されていることが多いですが、中には10万円以上の高額な手数料を設定している金融機関もあります。
手数料の金額は、残債額や返済期間、契約時期などによって変動することがあり、また、借入から一定期間経過後は手数料が不要となるケースもあります。

近年では、顧客サービスの一環として、この手数料を無料としている金融機関も増えてきています。
ただし、手数料が無料であっても、事務手続きのための時間は必要となるため、売却の数週間前には金融機関に一括返済の申し出を行う必要があります。

また、住宅ローンの種類によっては、固定金利特約期間中の一括返済に対して追加の手数料や違約金が発生する可能性もあるため、注意が必要です。

さらに、団体信用生命保険に加入している場合、解約返戻金が発生することもあります。
ローン一括返済の手続きは、通常、売却の決済日に行われますが、事前に金融機関と綿密に連絡を取り、必要書類や手続きの流れ、発生する費用などを確認しておくことが重要です。

引越し代

マンション売却に伴う費用の中で、しばしば見落とされがちなのが引越し代です。
この費用は、売却そのものには直接関係しませんが、売主にとっては避けられない重要な出費となります。

引越し代の金額は、移動距離、荷物の量、引越しの時期、サービスの内容などによって大きく変動します。
一般的な2LDKから3LDKのマンションの場合、同じ市内での引越しであれば10万円から20万円程度、遠距離の場合は30万円以上かかることもあります。
また、梱包や荷解きのサービス、大型家具の移動、不用品の処分なども依頼すると、さらに費用が上乗せされます。

引越し業者選びの際は、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と価格を比較検討することが賢明です。
なお、繁忙期(3月から4月)は料金が割高になる傾向があるため、可能であれば閑散期の引越しを検討するのも一つの方法です。
また、自身で梱包作業を行ったり、不要な荷物を事前に処分したりすることで、ある程度のコスト削減が可能です。

引越し代以外にも、新居での家具や家電の購入、カーテンや照明器具の取り付けなど、住環境を整えるための費用も考慮に入れる必要があります。
さらに、引越し後の住所変更手続きにかかる費用(郵便局での転送サービス料金など)も忘れずに計上しましょう。

これらの費用を事前に把握し、売却益の中から適切に予算を確保しておくことで、新生活へのスムーズな移行が可能となります。
マンション売却を検討する際は、物件の売却そのものにかかる費用だけでなく、このような付随する費用も含めて総合的に計画を立てることが、財務管理の観点から非常に重要といえます。

不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」

WEB集客に強いから最短で売却が可能
平均月間問い合わせ数940件!インスタフォロワー数2万人超え!
ホームページへの月間アクセス数20万人以上!
不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」がおすすめ♪

マンション売却時の注意点とは?

スムーズな売却のために、以下の点に注意しましょう。

複数社に査定依頼をする

マンション売却を成功させるための重要なステップの一つが、複数の不動産会社に査定を依頼することです。
この過程は単に最高額を探すためだけではなく、市場価値を正確に把握し、各社のサービスや専門性を比較するための貴重な機会となります。

一般的に、最低でも3社以上の不動産会社に査定を依頼することが推奨されます。
各社の査定額を比較することで、物件の適正価格の範囲を把握でき、過度に高額な査定や不当に安い査定を見分けることができます。

しかしながら、ここで注意すべき重要なポイントは、最も高い金額を提示した不動産会社が必ずしも最良の選択肢とは限らないということです。
時として、一部の不動産会社は契約を獲得するために意図的に高額な査定を提示することがあります。
こうした「つり上げ査定」は、結果的に売却までの時間を長引かせ、最終的な売却価格を下げてしまう可能性があります。

そのため、査定額以外の要素も慎重に検討することが極めて重要です。
例えば、査定額の根拠説明が明確で説得力があるか当該エリアでの売却実績はどうか提案される販売戦略は効果的か担当者の対応や熱意はどうか、などの点を総合的に判断する必要があります。
また、売却にかかる期間の見込みや、想定される買主層、広告宣伝の方法、内見対応のサポート体制なども重要な判断材料となります。

さらに、不動産会社の規模や知名度だけでなく、地域に密着した中小企業が持つ強みにも注目すべきです。
地元に精通した不動産会社は、その地域特有の需要や価値を熟知している可能性が高く、効果的な販売戦略を立てられる場合があります。

査定依頼の際は、各社の担当者との面談時間を十分に確保し、疑問点や不明点を積極的に質問することが大切です。
また、可能であれば知人や家族にも同席してもらい、異なる視点からの意見を聞くのも良いでしょう。

会社の規模よりも担当者の対応が重要

マンション売却において、多くの人は知名度の高い大手不動産会社を選びがちですが、実際には会社の規模よりも担当者の質が成功の鍵を握ります。

大手不動産会社だからといって必ずしも最良のサービスが保証されるわけではありません。
むしろ、個々の担当者の熱意、専門知識、そしてコミュニケーション能力が、スムーズな売却プロセスと満足のいく結果をもたらす重要な要因となります。

優秀な担当者は、単に物件を売るだけでなく、売主の状況や希望を深く理解し、それに合わせたきめ細かなサービスを提供します。
例えば、売却の緊急性、希望価格、売却後の計画など、売主それぞれの固有の事情に配慮した戦略を立てることができます。
また、市場動向や法規制の変更、税制に関する最新情報なども適切にアドバイスできる専門知識を持っていることが重要です。

さらに、良好なコミュニケーション能力は、売却プロセス全体を通じて極めて重要です。
迅速で明確な返答、定期的な経過報告、複雑な情報のわかりやすい説明など、これらすべてが売主の不安を軽減し、信頼関係を築く上で欠かせません。
特に、マンション売却は多くの人にとって人生で数少ない大きな取引であり、不安や疑問が生じるのは当然です。
そのような時、親身になって相談に乗り、適切なアドバイスを提供できる担当者の存在は非常に心強いものとなります。

一方で、大手不動産会社では担当者の異動や交代が頻繁に行われることがあり、一貫したサービスを受けられない可能性もあります。
対して、中小の不動産会社では同じ担当者が最初から最後まで対応してくれる可能性が高く、より密接な関係を築きやすいというメリットがあります。

担当者を選ぶ際は、初回の査定時の対応だけでなく、その後のフォローアップの質や頻度、質問への回答の速さと正確さ、提案内容の具体性などを総合的に判断することが大切です。
また、可能であれば、その担当者の過去の実績や顧客からの評判も確認するとよいでしょう。

自分に合った媒介契約を選ぶ

マンション売却において、適切な媒介契約の選択は非常に重要です。
主に一般媒介契約専任媒介契約の2種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。

一般媒介契約は、複数の不動産会社と同時に契約できる形態です。
この契約のメリットは、多くの不動産会社が同時に販売活動を行うため、より広範囲に物件情報を拡散できる点です。
また、各社の得意分野や顧客層が異なる場合、多様な買主候補にアプローチできる可能性が高まります。
さらに、複数社の対応を比較できるため、より良いサービスを受けられる可能性もあります。
一方で、デメリットとしては、各社の取り組み姿勢が消極的になりがちな点が挙げられます。
また、売主自身が各社とのやり取りを管理する必要があり、手間がかかる可能性があります。

専任媒介契約は、一社のみと排他的に契約を結ぶ形態です。
このメリットは、契約した不動産会社が責任を持って積極的に販売活動を行ってくれる点です。
担当者との信頼関係も築きやすく、きめ細かなサービスを受けられる可能性が高くなります。
デメリットとしては、一社に依存するため、その会社の力量や方針によって売却の成否が大きく左右される点が挙げられます。
他の優秀な不動産会社のサービスを利用する機会を逃す可能性もあります。

契約を選ぶ際は、自分の売却に対する考え方や緊急性、物件の特性などを考慮することが重要です。
例えば、急ぎの売却でない場合や、特殊な物件で幅広くアプローチしたい場合は一般媒介契約が適しているかもしれません。
一方、忙しくて自分で多くの不動産会社と連絡を取り合う時間がない場合や、特定の不動産会社に強い信頼を寄せている場合は、専任媒介契約が望ましいでしょう。

また、契約期間にも注意が必要です。一般的に3ヶ月程度が多いですが、長すぎる契約は避けたほうが良いでしょう。
状況に応じて契約の更新や変更ができるよう、柔軟性を持たせることも大切です。

さらに、契約締結前に、不動産会社の具体的な販売計画や、想定される買主層、広告方法などについても詳しく聞いておくことをお勧めします。
これらの情報を総合的に判断し、自分に最も適した媒介契約を選択することで、より満足度の高いマンション売却が実現できるでしょう。

リフォームはできればしない方がいい

マンション売却を考える際、多くの人が売却価格を上げるためにリフォームを検討しますが、実際にはこれが必ずしも良い選択とは限りません。
特に大規模なリフォームは、売却前には避けた方が賢明であり、その理由は複数あります。

まず、リフォームにかかる費用と売却価格の上昇分を比較すると、多くの場合、費用対効果が低いことが分かります。
高額なリフォーム費用を投じても、それに見合う分だけ売却価格が上がるとは限らず、むしろ損失を被る可能性が高いです。
不動産市場では、築年数や立地といった要素が価格に大きく影響するため、内装の状態だけで大幅な価格上昇を期待するのは現実的ではありません。

次に、買主の好みと合わない可能性が高いという点も重要です。
個人の嗜好は千差万別であり、売主が良いと思って行ったリフォームが、逆に買主にとっては使いづらかったり、好みに合わなかったりする可能性があります。
例えば、モダンなデザインに統一したつもりが、買主は逆に伝統的な和風の内装を希望していたというケースもあり得ます。
このような場合、買主は再度リフォームを行う必要があり、それが購入の障害になる可能性があります。

また、リフォーム直後の物件は、買主にとって自由度が低く感じられることがあります。
多くの買主は、自分好みにアレンジできる余地のある物件を好む傾向があります。
真新しい内装は、それを変更することに対して心理的な抵抗を感じさせる可能性があるのです。

さらに、リフォームにかかる時間も考慮する必要があります。
大規模なリフォームには相応の時間がかかり、その間、物件を市場に出すことができません。
不動産市場の状況が刻々と変化する中で、このタイミングの遅れが不利に働く可能性もあります。

ただし、全くの手入れをしない方がよいわけではなく、後述するハウスクリーニングが有効な手立てとなります。

瑕疵については正確に伝える

マンション売却において、物件の瑕疵(かし)、つまり欠陥や問題点を正確に伝えることは、法的にも倫理的にも非常に重要です。
これは単なる誠実さの問題だけでなく、円滑な取引と将来的なトラブル防止のために不可欠な要素です。

瑕疵には、物理的なものから法的なものまで様々な種類があります。
例えば、雨漏りや設備の不具合といった物理的な問題、あるいは境界線の争いや土地の権利関係といった法的な問題などが挙げられます。
これらの問題を隠蔽することは、短期的には有利に働くように見えるかもしれませんが、長期的には深刻な結果を招く可能性があります。

まず、法的な観点から見ると、重要事項の故意の不告知は、契約の取り消しや損害賠償の対象となる可能性があります。
2020年4月に施行された改正民法では、「瑕疵担保責任」が「契約不適合責任」に変更され、売主の責任がより明確になりました。
これにより、買主が知らなかった瑕疵が後から発覚した場合、売主は修補や代金減額、損害賠償などの責任を負う可能性が高くなっています。

また、倫理的な観点からも、瑕疵を隠すことは問題です。
不動産取引は、多くの人にとって人生で最も高額な取引の一つです。
買主の信頼を裏切ることは、深刻な精神的ストレスや金銭的損失を引き起こす可能性があります。

逆に、瑕疵を正直に伝えたことで、むしろ売却がスムーズに進んだケースも多々あります。
なぜなら、先に問題点を開示することで、買主との信頼関係が構築され、交渉がより建設的になる可能性が高まるからです。
また、瑕疵を知った上で購入を決める買主は、その問題に対して理解があり、将来的なトラブルの可能性も低くなります。

この記事を見ている人はこちらも読まれています
事故物件の売却は「仲介」と「買取」どちらがいい?それぞれのメリット・デメリットを解説! 保有している不動産が事故物件だった場合、物件の売却を考える方も多いでしょう。しかし事故物件をどのようにして売却すればよいか、わからない方もいるのではないでし...

マンションを高値で売却する5つのポイント

ここからは、マンションをより高値で売却するためのポイントを紹介します。

片付け・ハウスクリーニングを行う

マンション売却において、物件の第一印象は極めて重要です。
買主は、物件を訪れた瞬間から、その空間で自分が暮らすイメージを描き始めます。
そのため、清潔で整理された空間を提供することは、売却成功への大きな一歩となります。

まず、徹底的な片付けから始めましょう。
長年の生活で蓄積された不要な物を整理し、空間をすっきりとさせることが重要です。

これは単に見た目を良くするだけでなく、部屋の広さを最大限に引き出す効果もあります。
特に、クローゼットや収納スペースは、買主が重視するポイントの一つであり、これらの場所を整理整頓することで、収納力の高さをアピールできます。

日常的な掃除では取り切れない汚れや、見落としがちな場所の清掃は、プロのハウスクリーニングサービスを利用するのが効果的です。
プロの手によるクリーニングは、単に清潔にするだけでなく、物件全体に新鮮さと輝きを与えます。

特に注目すべき箇所は、キッチン、バスルーム、トイレなどの水回りです。
これらの場所は、衛生面で買主が最も気にする部分であり、徹底的なクリーニングが必要です。
油汚れやカビ、水垢などを完全に除去することで、設備の状態の良さをアピールできます。

また、室内の香りにも気を配りましょう。
長年の生活で染み付いた匂いは、住んでいる本人には気づきにくいものです。
消臭や空気清浄を行い、さわやかな香りを演出することで、清潔感をさらに高めることができます。

ハウスクリーニングを行った後は、その状態を維持することも大切です。
内見の予定が入ったら、直前に軽い掃除を行い、常に最高の状態で買主を迎え入れる準備をしておきましょう。

売却しやすい時期に合わせて売却活動を行う

マンション売却において、タイミングは非常に重要な要素です。
売却しやすい時期に合わせて活動を行うことで、より有利な条件で取引を成立させる可能性が高まります。
一般的に、春と秋は引越しのピークシーズンとして知られており、この時期に合わせて物件を市場に出すことで、より多くの潜在的な買主の目に触れる機会が増えます。

なかでも春は特に需要が高まる時期です。
新学期や新年度が始まるタイミングに合わせて引越しを考える人が多いため、3月から4月にかけては不動産市場が活性化します。
また、気候が穏やかになり、物件見学がしやすくなることも、この時期の需要増加の要因の一つです。

秋も同様に、気候が過ごしやすくなり、年末年始の引越しを見据えて物件を探し始める人が増える時期です。
9月から11月にかけては、夏の暑さが和らぎ、冬の寒さが本格化する前の快適な時期であり、物件見学や引越しの準備に適しています。

ただし、これらのピークシーズンには競合物件も増加するため、適切な価格設定や効果的なマーケティング戦略が必要になります。
また、地域や物件のタイプによっても、最適な売り出し時期は異なる可能性があります。
例えば、海辺のリゾートマンションであれば、夏のシーズン前に売り出すことで、バカンス需要を取り込める可能性があります。

さらに、経済状況や不動産市場の動向、金利の変動なども考慮に入れる必要があります。
例えば、低金利政策が継続している時期は、住宅ローンを組みやすいため、買主の購買意欲が高まる傾向があります。

値引き交渉前提で価格の設定をする

交渉を前提とした価格設定は、買主との交渉の余地を残しつつ、最終的に望ましい売却価格を実現するための有効な手法です。

この戦略の背景には、多くの買主が値引き交渉しているという心理があります。
適度に高めの価格設定は、買主に交渉の機会を与え、自分で価格を下げることができたという満足感を与えることができます。
これにより、買主の購買意欲を高め、取引をスムーズに進める効果が期待できます。

また、値引き交渉の余地を残すことは、買主との柔軟な交渉を可能にします。
例えば、買主が希望する軽微なリフォームや設備の追加を、値引きの代わりに提案することができます。
これにより、金銭的な値引きだけでなく、付加価値を提供することで合意に至る可能性が高まります。

ただし、価格の上乗せ幅には注意が必要で、市場価格から大きくかけ離れた価格設定は、潜在的な買主を遠ざけてしまう可能性があります。
一般的には、市場価格の5%程度の上乗せが適切とされていますが、具体的な金額は物件の特性や市場動向によって異なります。

この戦略を効果的に活用するためには、市場動向を十分に理解し、適切な価格設定を行うことが重要です。
不動産のプロフェッショナルのアドバイスを受けながら、最適な価格戦略を立てましょう。

客付力の強い不動産会社へ依頼する

マンション売却において、客付力の強い不動産会社に依頼することは、成功への重要な鍵となります。
客付力とは、適切な買主を見つけ出し、成約に結びつける能力のことを指します。

強力な客付力を持つ不動産会社は、単に多くの顧客リストを持っているだけでなく、それぞれの顧客のニーズや希望を深く理解しているため、
そのマンションに最も適した買主を効率的に見つけ出すことが可能となります。

また、このような会社は多様な販売チャネルを持っており、不動産ポータルサイトへの掲載だけでなく、自社のウェブサイト、SNS、チラシ、新聞広告など、様々な方法で物件情報を拡散する能力を持っています。

さらに、他の不動産会社とのネットワークも充実していることが多く、自社で直接買主が見つからない場合でも、協力会社を通じて広範囲に物件情報を共有できることを意味します。
特に、高額物件や特殊な物件の場合、このネットワークが非常に重要になります。

加えて、客付力の強い不動産会社は、潜在的買主とのコミュニケーション能力も高いことが特徴です。
内見の調整や質問への迅速な対応、交渉のサポートなど、売却プロセス全体を通じて専門的かつ効果的なサポートを提供してくれます。

このように客付力の強い不動産会社は、単に買主を見つける優位性が高いだけでなく、スムーズな取引の完了まで導いてくれる可能性が高まります。

確定申告時に「3000万円控除」を利用する

マンション売却時の重要な財務戦略として、確定申告時に「3000万円特別控除」の利用が挙げられます。
この制度は、居住用財産の売却益に対する課税額を大幅に軽減できる税制優遇措置です。

この優遇措置を活用するには、売却物件が売主の居住用財産であることや、所有期間が一定期間以上であること、売主が確定申告を行うことなど、いくつかの要件を満たす必要があります。
これらの条件を満たせば、譲渡所得から最大3000万円を控除でき、納税額を抑えることが可能となります。
さらに、「買換え特例」などの他の税制優遇措置と併用することで、税負担をさらに軽減できる可能性もあります。

ただし、税制は複雑で頻繁に改正されるため、最新の情報に基づいた判断が必要です。
そのため、確定申告の際には税理士などの専門家に相談することを強くおすすめします。

また、この控除を最大限に活用するためには、売却関連の経費の領収書や物件の取得時の契約書、居住期間を証明する書類など、必要書類を適切に保管しておくことが重要です。
適切な準備と専門家のアドバイスを受けることで、この特別控除を効果的に利用し、マンション売却における税負担を最小限に抑えることができるでしょう。

不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」

WEB集客に強いから最短で売却が可能
平均月間問い合わせ数940件!インスタフォロワー数2万人超え!
ホームページへの月間アクセス数20万人以上!
不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」がおすすめ♪

よくある質問

最後に、マンション売却に関してよくある質問に答えます。

Q.不動産会社はどのように選べばいいのでしょうか?

不動産会社選びは売却成功の鍵です。
以下のポイントを参考に、信頼できる会社を選びましょう。

失敗しない不動産会社の選び方をご紹介

マンション売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
以下の5つのポイントを押さえて、自分に合った不動産会社を選びましょう。
これらのポイントを考慮しながら、じっくりと比較検討することで、自分に最適な不動産会社を見つけることができるでしょう。

売却実績が多い

豊富な実績は、経験と信頼の証です。
特に売却するマンションと似た物件の売却実績がある会社を選ぶと良いでしょう。

不動産会社の売却実績は、その会社の市場での経験値と成功率を示す重要な指標となります。
多くの物件を扱ってきた会社は、様々な状況や課題に直面し、それらを解決してきた経験があるため、予期せぬ問題が発生した際にも適切に対応できる可能性が高くなります。

さらに、売却マンションと類似した物件、例えば同じ地域や同じ築年数、間取りなどの条件が近い物件の売却実績がある会社は、その特定の市場セグメントに関する深い知識と理解を持っていると考えられます。
このような専門知識は、適切な価格設定や効果的なマーケティング戦略の立案に活かされ、結果として売却をスムーズに進めることができるでしょう。

ただし、実績の数だけでなく、その内容や質も重要です。
可能であれば、過去の取引の詳細や顧客の満足度なども確認することをおすすめします。

これらの情報を総合的に判断することで、信頼できる不動産会社を選ぶことができ、円滑なマンション売却につながるでしょう。

査定時に根拠をしっかり説明してくれる

売却査定時は単に金額を提示するだけでなく、その根拠を明確に説明してくれる会社を選びましょう。

透明性の高い対応は信頼の証です。
専門知識を持つ不動産会社は、査定価格の算出過程を詳細に説明できるはずです。

例えば、周辺の取引事例や市場動向、物件の特徴や立地条件などを考慮し、どのように価格を導き出したのかを丁寧に解説してくれるでしょう。
このような説明は、売主であるあなたが物件の価値を正確に理解し、適切な売却戦略を立てる上で非常に重要です。

また、根拠のある説明は、後々の価格交渉の際にも役立ちます。
買主に対しても説得力のある価格提示ができ、スムーズな取引につながる可能性が高くなります。

さらに、査定時に詳細な説明を受けることで、その不動産会社の知識や経験、プロフェッショナリズムを判断することもできます。
質問にも丁寧に答えてくれる会社は、売却プロセス全体を通じて良好なコミュニケーションを取れる可能性が高いでしょう。

一方で、根拠のない高額査定や、逆に不当に安い査定を提示する会社には注意が必要です。
複数の会社から査定を受け、それぞれの説明を比較検討することで、より信頼できる不動産会社を見極めることができるでしょう。

透明性の高い対応をする会社を選ぶことで、安心して売却プロセスを進められ、最終的に満足のいく取引結果につながる可能性が高まります。

ネットの口コミがいい

インターネット上の口コミは、不動産会社を選ぶ際の貴重な情報源となります。
実際に取引を経験した顧客の声は、その会社のサービス品質や対応の実態を知る上で非常に有用です。

口コミを見る際は、単に評価の星の数だけでなく、具体的なコメントの内容にも注目しましょう。
例えば、担当者の対応の丁寧さ、売却にかかった期間、最終的な売却価格の満足度、トラブル発生時の対処法などの情報が記載されていれば、より実態に即した判断ができます。

また、口コミの数と投稿時期にも注意を払うことが重要です。
最近の口コミが多いほど、その会社の現在の状況をより正確に反映していると考えられます。
古い口コミばかりの場合は、最新の情報を得るためにさらなる調査が必要かもしれません。

囲い込みをしない

不動産取引における「囲い込み」は、売主と買主の双方に不利益をもたらす悪質な行為です。
これは、不動産会社が売主と買主の両方から手数料を得ることを目的として、自社以外の購入希望者に物件を買わせない行為を指します。

具体的には、売主から専任媒介契約や専属専任媒介契約で売却依頼された物件を、他の不動産会社に紹介しないことです。
例えば、他社から「この物件を見たい顧客がいる」という問い合わせがあっても、「すでに申込みが入っている」などと虚偽の回答をして、案内を断るのです。

このような囲い込みは、売主から仲介依頼を受けた不動産会社が自社のみで取引を完結させようと、意図的に売却活動を制限することで成立します。
不動産会社にとっては両手仲介で2倍の手数料を得られるメリットがありますが、売主には大きなデメリットが生じる背信行為です。

囲い込みが行われると、物件情報が広く公開されないため、多くの潜在的な買主に物件を見てもらう機会が減少します。
その結果、適正な競争が起こりにくくなり、物件の市場価値が十分に反映されない可能性が高まります。これは売主にとって、適正価格での売却機会を逃す大きな損失となります。

さらに、囲い込みは売却価格の低下や売却期間の長期化につながり、売主にとって納得のいかない売却結果を招くリスクがあります。

担当者のレスポンスが早い

不動産売却は多くの売主にとって人生の一大イベントであり、様々な不安や疑問が生じるものです。
そのような中で、担当者の素早いレスポンスは非常に重要な要素となります。

迅速な対応は、単に売主の不安を軽減するだけでなく、実際の売却プロセスをスムーズに進める上でも欠かせません。
例えば、買主からの問い合わせや内見の申し込みに迅速に対応することで、潜在的な購入者の興味を逃さず、成約の可能性を高めることができます。
また、価格交渉の場面でも、タイムリーな情報交換や助言が取引をスムーズに進める鍵となります。

レスポンスの早さを判断する際は、初期の問い合わせ時の対応だけでなく、契約前の細かな質問への返答や、必要書類の準備に関する指示なども含めて評価することが大切です。
良質な不動産会社は、電話やメール、場合によってはLINEなどのメッセージアプリを使用して、クライアントとのコミュニケーションを円滑に保つ努力をしています。

まとめ

今回は、マンション売却の基本的な流れから、かかる費用、注意すべきポイント、そして高値で売却するためのコツまで、詳しく解説しました。

マンション売却は確かに複雑なプロセスを伴いますが、適切な知識と準備があれば、円滑に進めることが可能です。
本記事で紹介した不動産会社の選び方や売却時の注意点を参考にすることで、より自信を持ってマンション売却に臨むことができるでしょう。

本記事の情報を基礎知識として活用しつつ、具体的な疑問や不安がある場合は、躊躇せずに「恵比寿不動産」へご相談ください。
わたしたち専門家のアドバイスを得ることで、より確実に、そして満足度の高いマンション売却を実現できるはずです。

不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」

WEB集客に強いから最短で売却が可能
平均月間問い合わせ数940件!インスタフォロワー数2万人超え!
ホームページへの月間アクセス数20万人以上!
不動産の売却・買取なら「恵比寿不動産」がおすすめ♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
檜垣知宏:宅地建物取引士のアバター

檜垣知宏:宅地建物取引士

株式会社ライフアドバンス代表取締役の檜垣知宏です。 2014年8月に設立し、恵比寿不動産という屋号で賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理を行う不動産業者です。 不動産業界歴15年の経験を生かし、 運営しているサービスサイトである「不動産の相談窓口」の運営者も務めております。

保有資格:宅地建物取引士